『進化論・創造論について』人間ってそもそも?【猿人 / DNA / 神】

進化論と創造論についてのキャッチイメージ

猿人の存在や進化論創造論は様々な主張がありますね。

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2011年,書籍「サピエンス全史」が発行され,全世界500万部を突破し,2017年にはビジネス書大賞を受賞。
オバマ大統領,マーク・ザッカーバーグ,ビル・ゲイツといった著名人が絶賛しています。

ダーウィンの進化論には,多くの方が関心を寄せ,なお注目を集めています。

この記事では「進化論」と,それに相次ぐ「創造論」について,簡潔にご紹介しています。

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– 猿人の存在 –

進化論でよく目にするイラスト

チャールズ・ダーウィンの「進化論」について,

猿から人間になったと誤解を招きやすいイラストですが,猿から人への成長を表していません。

イラストの一番右端の人(ホモ・サピエンス=人類の祖先)が,「他の猿人をほろぼして今にいたる」ことを表しているのです。

ホモ・サピエンス「人類の代表」

人類の代表のイメージ

人類の祖先にあたる生物は,「ホモ・サピエンス」とされています。

人類学では「ヒト属」と呼ばれており,ホモ・サピエンスやネアンデルタール人といったヒト属は,数十種類ほど確認されています。

それでは,人類の祖先であるホモ・サピエンスは,他のヒト属とどういう関係であったのでしょうか。

なぜ同じ「ヒト」で争いがあったのか

なぜ同じヒト属で争うのか

同じヒト属での「あらそい」は,ネアンデルタール人によって引き起こされました。

原因は,ヒトぞくのなかで起こった共食ともぐい」です。

ネアンデルタール人は身体能力が優れているため,身体の維持ににくが必要とされています。

しかし,「火山噴火による草食動物の減少」と「狩りによる危険性リスク」によって,ネアンデルタール人は,にくを得る生活が厳しくなります。

ネアンデルタール人は,生物として本能的に,ホモ・サピエンス(を食べること)によって肉を得ようとしました。

一方,ホモ・サピエンスは雑食であり,食糧には困りませんでしたが,ネアンデルタール人におそわれることで相対することになりました。

ヒトがヒトを食べると…?

ヒトが人肉(とくに脳の部分)を食べると,プリオン病という病気で亡くなることが研究結果に挙げられています。

ネアンデルタール人は文化や宗教観をもつほど,知性的でありながらも本能的に人肉を食べようとしたため,体に害が及ぶことを防げませんでした。ネアンデルタール人の絶滅にせまる要因となります。

ホモ・サピエンスが勝ち残った理由

サピエンスが勝ち残った理由

身体能力に優れたネアンデルタール人を差し置き,ホモ・サピエンスはなぜ,唯一のヒト属として勝ち残れたのでしょうか。

二足歩行で道具も使えたから?

二足歩行で道具を使うことは,他のヒト属も可能でした。

さらに脳のサイズは,サピエンスよりネアンデルタール人の方が大きいとされています。

ホモ・サピエンスが勝ち残った理由は,「フィクション(作り話)」を創造する能力があったからだとされています。

フィクションを作り共有することで,大規模な集団形成が可能となります。

フィクションを作る能力はどのように作用するか

もともと,サピエンスのコミュニケーション範囲は「家族内」でした。

しかし,フィクションを用いた事で,初対面の相手との会話が容易になり,その結果として集団を作りやすくなりました。

たとえば,現代ではドラマやアニメ,小説などのフィクションであっても,おたがいに共通する話題なら,初対面でも十分な会話になることは考えられますね。

また,“お金”についても,「この紙には価値がある」とフィクションを付け加えることで「ただの紙」ではなくなり,人類は物々交換から逃れることができました。

国名や地域名は人が名付けたフィクションであり,もともと土地名として存在しておらず,「日本」という言葉も人が名付けたフィクションです。

“日本”というフィクションによって,日本人同士は,初対面でも「所属が同じ(日本を共有する者)」という強い連帯意識をもつことができます。(認知革命)

連帯意識をもつ日本人

ホモ・サピエンスは,フィクションを共有することで強い連帯感を生じさせ,集団を確立しました。

ちなみに,サピエンスが作ったフィクションは,神話言い伝えです。

会話をする二人のイメージ

「このあたりは言い伝えがあるよね」
「ああ,その話は知ってるよ!」
といった感じで,初対面でもお互いの共通点をシェアすることができました。

サピエンスは,フィクションを共有するコミュニケーションによって,家族やコミュニティが3〜4世代で繋がる大世帯での生活環境にありました。

そして,集落では子育てを祖父母に任せ,狩りや防衛ぼうえいを成熟したサピエンスが行う役割分担によって,生活の安定を維持できました。
 

当時,フィクションを作っていた証拠として「顔がライオン,体が二足歩行の像」がドイツで発見されています。

人類は,フィクションを作ることで,架空のものを認知できるようになりました。

これが人類初のイノベーション(技術革新)とされる「認知革命」です。

人類のイノベーションの歴史

  1. 認知革命←
  2. 農業革命(紀元前8000年頃)(参照:コトバンク)
  3. 科学革命(16世紀)

サピエンスとネアンデルタールの子孫

すべてのサピエンスとネアンデルタール人は,争いや対立をしておらず,一部は共存して家庭をもち,子孫しそんが誕生しています。

現人類(アフリカ系など)には,ネアンデルタール人のDNAが最大4~5%ほど含まれている人もいます。

サピエンスとネアンデルタール人は,互いにかれ合うものをもち,一緒にいると食欲をそそるような性質があるとされています。

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【進化論】

進化って何?

進化を表すDNAの構造図のイメージ

「進化」とは何でしょう。カンタンに要約しますと,

進化とは,生物学では「変化へんか」を意味し「進歩しんぽではない」が有力説です。
このことは,20世紀に発見された,「生物を構成するDNAの構造」に通じています。

DNAは “再構築と消失” の性質をもち,新たな情報を生まない。

参考引用:https://www.youtube.com/watch?v=jUn5-VBZqvQ(タップで動画を見る)

上記は,理科を担当する教師の動画です。
創造論の立場でありながら進化論を教えています。

DNAは「新しい情報を生むことは無く,もともと存在する情報が組み合わせを変えている」という性質をもちます。

つまり,「進化とは,DNAの再構築さいこうちくという変化が起こること」を指します。

例えば,環境に適応して形を変えた「トカゲ」を例に挙げます。

「トカゲ」の例 / DNAによる変化


トカゲの住処すみかは低い場所でしたが,外敵の存在やエサの確保のため,木の上などの高所に移住することになりました。

高所で生活するトカゲ

高所の枝は細く足場が不安定なため,トカゲは手足の腹を大きくし,うろこもくっつきやすいものに変化しました。

この変化は,手足の腹が大きくなるDNAと鱗がくっつきやすいDNAが,トカゲにもともと組み込まれており,DNAが再構成して変化を引き起こしたものとなります。
 

進化とは「もともと在るもの・備えられているもの」が組み換えられるということになります。

なお,新しい物質を生むような創造性はありません。

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【創造論】

神が人を創造した

創造論と進化論

さて,進化論のついとなる「創造論」

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教では,「人は神が創造した被造物」となります。

創造論によると,わたしたち人類は初めから「唯一の人」として創造され,猿や人はそれぞれ別の生物として創造されたと考えます。

猿は「人間を構成するDNA」をもたない

人間を構成するDNA情報を猿はもたない

【進化論】で前述したように,DNAは新しい情報物質を生み出しません

仮にもし,猿が人間へ進化(変化)をするなら,「猿には,人間を構成する全てのDNA情報がもともと組み込まれている」と,考えなければなりません。

このことが,猿から人へ変化する進化論に疑問を抱きます。

創造論の見解

創造論の見解

DNAの性質から,神が初めに創造したヒト「アダム」には,ネアンデルタール人やサピエンスといったすべてのヒト族のDNA情報が含まれています。

つまり,アダムにとてつもなく豊富に含まれるDNA情報が「再構築と消失」を繰り返して,現代人が存在していることが創造論の見解になります。

聖書に記されている最初の人「アダム」の子孫が,一時期いちじき「サピエンス」と呼ばれ,そして「現代人」へと呼称が変わったということが創造論の見解けんかいとなります。

【進化論 vs 神】

創造論の立場から言及する内容です。

進化論 対 神 ~ Evolution vs God~

おわりに

進化論や創造論,ときどきニュースや話題に挙がりますよね。

新たな化石の発見や,考古学の進展からも話題にあがります。

どちらの考えも主張される方がいるので,知識を入れておくと,おおまかな流れが掴めるでしょう。

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