【GIVE&TAKE】与え方は2種類ある「良いギブとは」要約まとめ

アダム・グラント著作「GIVE&TAKE」要約まとめのイメージ

アダム・グラント著作「GIVE&TAKE」。

「社会的に成功する与え方とは何か」について述べられた書籍です。

たとえば、与える(GIVE)受けとる(TAKE)のバランスが良い場合、果たして人間関係は良好でしょうか。


GIVE & TAKE
「与える人」こそ成功する時代

 (4.5)*2020/9

どうやら本書によれば「良いギブ」「良くないギブ」、すなわち「成功する与え方」「搾取の傾向にある与え方」があるようです。

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与える、奪う、バランス

GIVE&TAKEによる、人の側面「与える」「受けとる」「バランスをとる」の比率です。

参照:「GIVE & TAKE」

(人が持つ側面)(性質)全体の割合
  ギバー / Giver 与える 、利他的25%
 テイカー / Taker受けとる、利己的19%
マッチャー / Matcherバランスをとる56%

(人はそれぞれの側面があることを表しています)

表を見ると、マッチャー(バランスをとる)がもっとも多いです。

与えること受けとることを続けるよりも、「恩を受けたら返す」GIVE&TAKEの関係が多いと考えられます。

ここで、「どの生き方が社会的に成功といえるか」を示す順位表があります。

社会的に成功する順位
1位ギバー(成功する傾向にあるギバー)成功する人
2位マッチャー(バランス調和、受けた恩は返したい)テイカーを制裁する人
3位テイカー(マッチャーに阻まれる)受けとる人
4位ギバー(失敗の傾向にあるギバー)搾取される傾向にある人

ギバーは1位と4位、どちらにも表れています。詳しく見ていきましょう。

成功する与え方とは?

どうやらギバーは、「成功するギバー」「搾取されるギバー」と分けられるようです。

ここでは「成功ギバー」に注目します。

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成功ギバーの特徴

成功ギバーの特徴3つです。

成功ギバーの特徴
  1. 達成的
    (自分へのメリットを理解している)
  2. 計画的
    (与える時間を決めている)
  3. 自主的
    (与える対象を選べている)

1.達成的

成功ギバー
相手に与えるうえで、自分にもメリットがあるときに与えます。
与えることによって、より活動的になります。

失敗ギバー
与えても実感がないのに与え続けてしまいます。

2.計画的

成功ギバー
あらかじめスケジュールを管理して、与える時間を決めています。

失敗ギバー
いつでもどこでも、頼みごとなどを引き受けてしまいます。
「年100時間ルール」以上は行わない方がよいでしょう。

「年100時間ルール」とは?

年間100~800時間(週2時間)の人助けであれば、「誰かを助けている」という実感が自分に強い自己肯定感をもたらします。

3.自主的

成功ギバー
与えたい対象を選べています。
自分が与えたくないときは断ることができています。

失敗ギバー
誰かに強制されて与えてしまっています。
(自分が与えたいものへ与えるという自主性が望まれます)

ポイント

失敗ギバーは『断れない良き人間』といった傾向にあります。

参照:「GIVE & TAKE」

成功ギバーになる方法


GIVE & TAKE
「与える人」こそ成功する時代

 (4.5)*(2020/9)

成功ギバーになる方法は、テイカー(受けとる人) を避けることにあります。

しかし、テイカーであるかどうかを人当たりだけで判別することは困難です。

そこで、「GIVE&TAKE」によって、テイカーを判別する方法があります。

テイカーを見分ける

テイカーを見分ける方法
  1. 写真の使い方で見分ける
  2. 言葉の使い方で見分ける
  3. 質問の回答から見分ける

写真の使い方で見分ける
(SNSアイコン・パンフレットなど)

テイカーに見られる傾向

本人よりもかなり見栄えのいい写真を使っている。
ほとんど自分しか写っていないパンフレットを出している。

言葉の使い方で見分ける(私 or 私たち)

テイカーは一人称が「私」を使う傾向があります。

 (例)

「それはが見つけました」「の発想ですよ」

一方で、ギバーは一人称が「私たち」を使う傾向があります。

 (例)

私たちのチームで制作しました」

質問の回答で見分ける

「あなたが影響を与えた人物は?」と質問したときの回答で、テイカーかどうかを見分けます。

テイカーは自分より格上の人などを挙げる傾向があります。

 (例)

「あの人は私が世話をしたから出世した」

一方、ギバーは困っている人や自分より影響力のない人などを挙げる傾向があります。

「戦略型テイカー」とは

ここで、「戦略型テイカー」をご紹介します。

戦略型テイカーとは

人当たりを良く思わせておき、受けとることを念頭に置いているテイカーです。

戦略型テイカーは、近々与えてもらいたいと思った人へ親切にします。

成功ギバーと近い性質でありながら、違いがあります。

戦略型テイカーと成功ギバーの違い

戦略型テイカー「持つものに取り入る」

成功ギバー  「持たざる者を助ける」

成功ギバーを自然に選択する

ヒトは「ギバーテイカーマッチャー」すべての側面を備えているため、次のような疑問が浮かびます。

「どうしたら成功ギバーになれるだろう」
「自分はテイカーだったかも」

このような疑問を解消するにはまず、「認知的不協和」を利用します。

認知的不協和とは?

「自分の考え」と「今の行動」との間に違和感が生じることです。

たとえば、自分を「ずるいヒト」と思い込んでいても、「イイことをやる」と決めてイイことを実行し続けると、後から信念や動機が生まれてきます。

やがては、成功ギバーになることを自然と選択する傾向があらわれるようです。

ポイント

「成功ギバーにならなくてはいけない」と、プレッシャーを感じる必要がないことを表しています。

【まとめ】

アダム・グラント著作「GIVE&TAKE」の要約まとめです。

(青字タップで項目へ)

(人が持つ側面)(性質)全体の割合
  ギバー / Giver 与える人、利他的25%
 テイカー / Taker奪う人、 利己的19%
マッチャー / Matcherバランスをとる人56%
1位ギバー(成功するギバー)成功者
2位マッチャー(バランス調和、受けた恩は返したい)テイカーに制裁を与える者
3位テイカー(マッチャーに阻まれる)奪う者
4位ギバー(失敗するギバー)搾取されてしまう者
  1. 達成的
    (自分へのメリットを理解している)
  2. 計画的
    (与える時間を決めている)
  3. 自主的
    (与える対象を選べている)
  1. 写真の使い方で見分ける
  2. 言葉の使い方で見分ける
  3. 質問の回答から見分ける

いつでも誰でも始められる方法が書かれた、万人にプレッシャーを感じさせない書籍「GIVE&TAKE」でした。