【成功する与え方】GIVE & TAKEについて「与え方は2種類ある」

書籍「GIVE&TAKE」について

書籍「GIVE & TAKE」について

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本書「GIVE & TAKE」の主旨は,社会的に成功する与え方(与える者)に自然となることです。

「与える」といえば,「返報性の原理」や「与える人は幸い」という言葉を思い返すかもしれません。

「与える(GIVE)」と「受けとる(TAKE)」のバランスが良い場合,一般的に良い人間関係だといえるでしょう。

さて,本書によると「良いギブ」「良くないギブ」があります。

「成功する与え方」搾取さくしゅされる与え方」があるようです。

そして,本書「GIVE & TAKE」は社会的に成功するように与える者(Giver)に近づく参考本と捉えてよいでしょう。

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与える人、奪う人、バランスをとる人

一見,世の中は「与える人」「奪う人」「バランスをとる人」によって構成されているように見えます。

(私たちが持つ側面)(性質)全体の割合
  ギバー / Giver 与える人、利他的25%
 テイカー / Taker奪う人、 利己的19%
マッチャー / Matcherバランスをとる人56%

しかし私たちは,「ギバー,テイカー,マッチャー,それぞれの側面すべてを持つと本書は述べています。

マッチャー / Matcher(バランスをとる人)が,割合でもっとも多く存在しています。

たしかに日常では,与える人や奪う人より「恩を受けたら返す」といった,ギブ&テイクの関係をバランスよく取る方が多くいるように思えますね。

ここで,どの生き方が最も良いかを示す順位表があります。

それぞれの社会的成功順位

  • 1位.ギバー  (成功するギバー)成功者
  • 2位.マッチャー(バランスと調和,受けた恩は返したい)テイカーに制裁を加える者
  • 3位.テイカー (マッチャーに阻まれる)奪う者
  • 4位.ギバー  (失敗するギバー)搾取されてしまう者

順位をみると,「ギバー / 与える人」は必ず成功するとは限らず,大勝利か大敗のどちらかになると主張されます。

どうやら「成功する与え方」「搾取される与え方」があるようです。

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成功する与え方とは?

与える人であるギバーは,「成功するギバー」と「失敗するギバー」に分かれます。

ここでは「成功するギバー」について,注目します。

 成功するギバーの特徴

  1. 「達成的」・・・(自分へのメリットを理解している
  2. 「計画的」・・・(与える時間を決めている
  3. 「自主的」・・・(与える対象を選べている,断れる)

1.「達成的」

  • 成功ギバー
    相手に与える上で自分にもメリットがあるときに与えます
    与えたことで,より活動的になります。
     
  • 失敗ギバー
    「与えても実感がない」のに与え続けてしまいます。

2.「計画的」

  • 成功ギバー
    あらかじめ時間を区切って,与える時間を決めています
    「年100時間ルール(約週2時間)」というものがあります。年100~800時間の人助けであれば,誰かを助けているという実感が,より強い自己肯定感をもたらします。
     
  • 失敗ギバー
    いつでもどこでも,頼みごとなどを引き受けてしまいます。
    「年100時間ルール」以上は行わない方がよいでしょう。

3.「自主的」

  • 成功ギバー
    与えたい対象を選べています。自分が与えたくないものは断ることができます。
     
  • 失敗ギバー
    誰かに強制されて与えています。自分が与えたいものへ与える自主性が望まれます。

1.2.3の特徴から総称すると,失敗ギバーは『断れない良き人間』という傾向に該当されてしまいます。(参照:「GIVE & TAKE」)

成功するギバーになる方法

成功するギバーになる方法は「テイカー / 奪う人」を避けることです。

テイカーは「人当たり」だけでは判別することが難しいとされます。

そこで,テイカーの判別方法のご紹介です。

テイカーを見分ける方法

写真の使い方で見分ける(SNSアイコン・パンフレットなど)

本人よりも,かなり見栄えのいい写真を使っている人や,明らかにほとんど自分しか写っていないパンフレットなどからは「テイカー / 奪う人」であると予想されます。

言葉の使い方で見分ける(私たち or 私)

「ギバー / 与える人」は一人称を使うとき,ほとんどが「私たち」です。
例)「私たちのチームで制作しました。」

「テイカー / 奪う人」の一人称を使うとき,ほとんどが「私」と予想されています。
例)「それはが見つけました」「の発想ですよ」

「あなたが影響を与えた人物は?」という質問の回答で見分ける

「ギバー / 与える人」:たとえば困っている人や,自分より影響力のない人などを挙げる

「テイカー / 奪う人」:自分より明らかに格が上の人などを挙げます。たとえば「私が世話をしたからあいつは出世した」といった発言はと予想されます。

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見分けにくい!?「戦略型テイカー」

さてここで,「戦略型テイカー」の存在をご紹介します。

「戦略型テイカー」とは,人当たりを良いように思わせておいて,じつは奪うことを念頭においている「テイカー / 奪う人」のことです。

戦略型テイカーは「先を見越して、近々与えてもらいたい」と思っている人に親切にして,「ギブ」は「テイク」を引き出すためのエサだと考えています。

一見,似ている?

戦略型テイカー」と「成功ギバー」は少し似ている性質をもちながら,違いがしっかりあります。

  • 戦略型テイカー「持つものに取り入る」
     
  • 成功ギバー  「持たざる者を助ける」

おわりに

成功ギバーを自然に選択する

全ての人がギバー、テイカー、マッチャー、すべての側面を備えていますが,心は鍛えることができ、行動を変えることによって、信念や動機もあとからついてきます。

そうすることで、「自分はテイカーだったかも」「どうしたら成功するギバーになれるのだろう」といった精神面に変化が訪れ,そうしたのちに、自ら自然と選択して「成功ギバー」になれるということですね。

今回ご紹介した本「ギブ & テイク」はこちら