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【道は開ける】超訳版が読み切りやすい!改訂版の違いも要約まとめ

カーネギー「道は開ける」まとめ要約と改訂版の違い
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デール・カーネギー著作「人を動かす」に続き、世界的ベストセラー「道は開ける」。

人を動かす」が良好な人間関係を築くことに対して、「道は開ける」の内容は人生全般に関する悩みとなります。

この記事は、「道は開ける」をさまざまな改訂版よりまとめて要約しています。また、超訳版ならびに他の改訂版との違いにもふれています。
(「道は開ける」は1944年に出版、超訳版は2018年に発行)

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「道は開ける」について

「道は開ける」についてのイメージ

著者デール・カーネギーによると「道は開ける」の目的は、基本的な真実(専門家による実例や人間の本性など)を具体的に説明して、読者へ行動を促すことにあります。

さらに著者は「道は開ける」の内容について次のように主張しています。

「道は開ける」には目新しいことが書かれているわけではなく、多くの人があまり実行していないことが挙げられている。
新しいことを教わる必要はなく、素晴らしい人生を送る方法はすでに誰もが知っているのだ。

参照:「道は開ける」

このことから、人は問題の解決方法を知らないのではなく、実行していないことを課題として取り上げていることが分かります。

次では、「道は開ける」よりピックアップした例を一つ挙げています。

人の言動は、その人の境遇や状況、教育、習慣、遺伝が関係している。

もし私たちが相手と同じ肉体的、精神的、感情的な特徴を受け継いで、さらに人生と同じ経験をしたなら、相手と同じ行動をとるに違いない。

だから相手を非難するのではなく、理解して思いやりを持ち、そんな人間にならなかったことを神に感謝すべきである。

参照:「道は開ける」より

こういう事は思いついたりするけど実践がなかなか出来ないですよね・・・。

「すでに知っている事でもなかなか行動に移せないこと」を「道は開ける」は突いているんだね。

ピックアップ内容は次の記事でも紹介しています!

「道は開ける」超訳版の目次

ここでは「道は開ける」超訳版の目次を紹介します。

「道は開ける」超訳版(目次)

なんといっても「道は開ける」超訳版の特徴は、項目数=ページ数で割り切られた読みやすさです。

例えば、第一章の場合は16項目なので16ページとなります。

全ての章をまとめると178項目なので、「道は開ける」超訳版の内容は全178ページとなるのです。

(左進行「道は開ける」超訳版)

カーネギー「道は開ける」における「逆境が幸福と品性を育む」と「現状に希望を見出す」のページのサンプルイメージ

第一章「逆境を糧に道を切り開く」(16ページ)の場合、たった8ページめくると読み終えられるため、道は開ける 超訳版 」はとても読み切りやすくオススメです!

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「超訳版とは?」他の改訂版との違い

「道は開ける」超訳版と他の改訂版との違いについて

ここでは「道は開ける」超訳版において、他の改訂版にあたる文庫版や新装版との違いを紹介します。

超訳版の特徴
  • 要約された文章となっている
  • 1ページ1項目の簡潔さ

超訳とは、原文の内容を汲み取られた意訳という意味です。つまり要約して翻訳された本となります。
よって超訳版は、1項目1ページと収められているのです。

とても区切りが良いため読書ペースを作りやすいのが特徴的です!

私は料理を煮込んでいる間に1、2ページ読み切りしていますよ!

「道は開ける」超訳版について

「道は開ける」超訳版は、「とりあえず要点だけを押さえておきたい」という方にオススメです。

自分のペースで着実に読み進められるように要約されているため、しっかりポイントを押さえることができます。

「淡々と読み進めたい」「片手間に読みたい」「なかなかカーネギー本を読み進めていない」といった方には「超訳版」がチカラになります。

» 「道は開ける」超訳版

一方、デール・カーネギーの本から読み取れる独特の雰囲気はとても魅力的です。

「道は開ける」が何を伝えようとしているのか、雰囲気から悟る人もいるでしょう。
その点からすると、要約された超訳版では効果が薄れてしまうかもしれません。

果たして自分が超訳版で事足りるかどうかは、この記事の後述にある内容をぜひ参考にしてみてください。

なお「本をじっくり読みたい」「雰囲気に浸りたい」と思った方は、超訳版ではなく新装版がオススメです。

» 「道は開ける」新装版

安室透!?声優の古谷徹さんで「道は開ける」オーディオブック

「読書が続かない、時間がない」といった方に、オーディオブック(音声)でも「道は開ける」がオススメされています。

オーディオ版は作業しながらインプットできる効率の良さが特徴的です。

なかでも探偵アニメ屈指の大人気キャラ、「安室透」の美声で聴ける「道は開ける」は密かなブームを持っています。

古谷徹が声を担当するコナンの登場人物「安室透」とデール・カーネギー著作「道は開ける」のイメージ

安室透こと古谷零を担当する声優「古谷徹」さんも「道は開ける」を愛読されています!

▼こちらが実際のコメントです。

古谷徹さんのコメント

自分の人生に心の不安を感じる方、 毎日を生きづらいと感じている方、 カーネギーの著作に触れたことがない方、 まだ『道は開ける』を読んだことがない方、 読書が苦手な方にぜひ聴いていただきたい。 あなたの人生が変わるかもしれない。 ターニングポイントは今です。

引用:prtimes.jp

 

「道は開ける」

 古谷徹 オーディオ(*サンプルあり)

【内容】「道は開ける」第1章

「道は開ける」超訳版、第1章「逆境を糧に道を切り開く」を要約したまとめです。
内容の参考になれば幸いです。

第1章「逆境を糧に道を切り開く」

(全16項目)

  • 001 逆境が幸福と品性を育む
  • 002 現状に希望を見出す
  • 003 たゆまぬ努力が道を切り開く
  • 004 弱点が意外なかたちで助けてくれる
  • 005 逆境をバネにした人たち
  • 006 与えられた条件で精一杯生きる
  • 007 辛い経験を活かす
  • 008 とにかく挑戦する
  • 009 ピンチをチャンスに変える
  • 010 誰もがマイナスをプラスに変える力をもっている
  • 011 自分の弱点を活かす
  • 012 事故による障害を乗り越えた人
  • 013 進学できなくても独学で成功した人
  • 014 目の前の課題に取りかかる
  • 015 経済状態よりも心の持ち方を改善する
  • 016 お金がなくても偉業を成し遂げた人たち

参考引用:「道は開ける」(超訳版)

001 逆境が幸福と品性を育む

幸せになるためには安楽な暮らしをする必要があるという考え方を、私たちはどこで身に付けたのだろうか。

自分を哀れむ人はソファーに座って安楽に過ごしているときですら、自分を哀れむものだ。

どんな境遇であれ、自分の責任を果たして生きている人には必ず幸福が訪れ、品性が備わるのだ。

002 現状に希望を見出す

出張先の環境に耐えられず、「もう我慢の限界だから帰りたい」と手紙に書いて実家に送ると、父から返事の手紙が来た。

「二人の囚人が牢獄の窓から外を眺めた。一人はぬかるんだ地面を見て、もう一人は明るく輝く星を見た」

「私はこの文面を読んで反省し、自分の置かれている状況でよい点を探すことにしました。現地の人たちに友好的に接すると、彼らも友好的に接してくれました。砂漠で見る夕日の美しさには感動しました。最大の収穫は、心の中の牢獄から抜け出し、明るく輝く星を見たことです」

003 たゆまぬ努力が道を切り開く

どんな挫折にも効く薬はひとつしかない。この世で最も効くその薬の名は『努力』だ。

たしかに努力するのは困難かもしれないが、遅かれ早かれ、成功につながる。

しかも、麻薬のような作用をもち、非常に強い習慣性があることから、いったん努力するのが習慣になれば、もうそれをやめることはできなくなる。

004 弱点が意外なかたちで助けてくれる

成功者たちの経歴を見ると、驚くほどの人が、努力によってハンディキャップを克服したことで、偉業を達成している。

この点について、ある心理学者は「弱点が意外なかたちで助けてくれる」と表現している。

ベートーヴェンが名曲をつくったのは、耳が不自由だったからだろう。ドフトエフスキーが不幸にさいなまれなかったら、不朽の名作を書けなかったに違いない。

005 逆境をバネにした人たち

チャールズ・ダーウィンやエイブラハム・リンカーン、彼らも「弱点が意外なかたちで助けてくれる」という法則を証明した。

もしリンカーンが裕福な家庭に育ち、ハーバード大学を卒業し、幸せな家庭生活を送っていたら、演説で民衆に感銘を与えることはなかった。

就任式で「誰に対しても悪意を抱かず、誰に対しても慈悲の心で接する」という政治家として最も素晴らしい言葉を発することもなかっただろう。

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006 与えられた条件で精一杯生きる

あるバイオリン奏者がコンサートを開いたとき、途中でバイオリン玄の一本が切れるアクシデントが起きた。

しかし、彼は少しもあわてることなく、残りの三本の弦を使って見事に演奏し、満場の聴衆を魅了した。

誰の人生にも足りないものは必ずある。自分が持っているものを積極的に活用し、道を切り開けばいいのだ。人生で勝利を収めるとは、そういうことである。

007 辛い経験を活かす

「レモンを投げられたら、レモネードをつくれ」。シカゴ大学の学長の言葉である。

どんなに辛いことがあっても、知恵を絞ってそれを活かす方法を考えるということだ。

賢い者は「この不運からどんな教訓を学ぶべきか」と自分に問いかけ、現状を打開して成功につなげる方法を考えているのだ。

008 とにかく挑戦する

絶望に立ち、レモンをレモネードに変える見込みすらないと感じるときでも挑戦すべき理由が二つある。

一つ目の理由は、それがうまくいくかもしれないからだ。

二つ目の理由は、たとえうまくいかなくても、マイナスをプラスに変えようとするだけで前向きな姿勢になれるからだ。済んだことをくよくよしている暇がなくなる。

「道は開ける」超訳版

009 ピンチをチャンスに変える

フロリダ在住のある男性。手に入れた農場は荒地で作物が育たず、あげくにガラガラヘビが繁殖してひどく落胆したが、彼は画期的なアイデアを思いついた。

ガラガラヘビの肉を缶詰にして売ることにしたのだ。その後、年間2万人の観光客が訪れるようになり、ヘビの毒は薬品の研究材料に、革は靴やハンドバッグにとなって、世界中の顧客に届けられた。

知恵を絞って、困難を乗り越えた男性に敬意を表して、現地は「ガラガラヘビ村」と改称された。

010 誰もがマイナスをプラスに変える力をもっている

「人間の驚くべき特徴のひとつは、マイナスをプラスに変える力を持っていることだ」

精神医学者アルフレッド・アドラーが研究の結果、断言した言葉である。

011 自分の弱点を活かす

「人生で最も大切なのは、自分の長所を生かすことではない。そんなことは誰でもできる。最も大切なのは、自分の弱点を生かすことだ。そのためには、知性が必要になる。それができるかどうかが、賢者と愚者の違いである。」

012 事故による障害を乗り越えた人

24歳のとき、事故で両足を失った男性。当初は嘆いていたが,悲しみを乗り越え、読書に専念することにした。

14年間で1400冊の本を読み、24歳で歩けなくなったが、そのおかげで人生がむしろ豊かになったように感じ、彼は笑顔で語った。

「本に親しむようになって深く考える力が身につきました。価値観がすっかり変わり、それまでまったく関心がなかった政治に興味を持ち、政界の人たちと知り合いになって彼らのスピーチライターになることができました。」現在、彼は州務長官として活躍している。

013 進学できなくても独学で成功した人

ある成功者は極貧の境遇で育った。早くに父を亡くし、小学校すら卒業していない。彼は人前で話すことを学んだこともあって政界に入ったが、政治のことはまったくわからなかったので1日に16時間も猛勉強した。

これはアル・スミスという人物のことである。彼は10年間、独学して政治学者並みの知識を身につけ、ニューヨーク州知事を四期努めた。小学校すら卒業していないが、ハーバード大学とコロンビア大学から名誉博士号を授与された。

彼は言った。「もし1日に16時間、10年間に渡って猛勉強してマイナスをプラスに変えなかったら、こんな展開にはならなかっただろう」

014 目の前の課題に取りかかる

イギリスの批評家、トーマス・カーライルの名言である。

「われわれの大きな目標は、遠くにぼんやりと見えるものを眺めることではなく、目の前の明確な課題に取りかかることである」

015 経済状態よりも心の持ち方を改善する

どうしても経済状態を改善できないなら、それに対する心の持ち方を改善すればいい。他の人たちも自分の経済状態を心配していることを思い出そう。

私たちは世間の人たちに後れをとることを心配しているが、その人たちも金持ちの人たちに後れをとることを心配している。つまり、どんなに金持ちになろうと、人間は自分より金持ちの人たちに後れをとることを心配するのだ。

「自分が持っているものが不十分だと思うかぎり、たとえ世界を手に入れたとしても心は満たされない」

016 お金がなくても偉業を成し遂げた人たち

お金に困って経済不安を抱えながらでも、歴史に残る偉業を成し遂げた人たちはいる。

たとえば、ワシントンとリンカーンは大統領就任式に出席するために借金をして旅費をまかなった。

参考出典:道は開ける(超訳)逆境を糧に道を切り開くより

【おわりに】

「人を動かす」にならび「道は開ける」も話題によく取り上げられますよね。

いずれも名著ですので、読み切りやすい超訳版での補完も一策です。

著:デール・カーネギー, 翻訳:弓場隆
¥1,683 (2022/03/22 22:14時点 | Amazon調べ)

マンガ版「道は開ける」

著:D・カーネギー, 著:歩川 友紀, イラスト:青野 渚, イラスト:たかうま 創, イラスト:永井 博華
¥550 (2021/12/30 06:58時点 | Amazon調べ)

「道は開ける」要約内容の続きはこちら(2〜3章)

デール・カーネギー「人を動かす」はこちら

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