【道は開ける】「超訳版は読み切りやすい!」改訂版との違いもご紹介:要約

「道は開ける」超訳版とは

1944年,著者デール・カーネギー(55)「道は開ける」を出版。

「人を動かす」に続く世界的ベストセラーとなります。

「人を動かす」が「良好な人間関係を築く方法」に対して,「道は開ける」は「人生全般に関する悩み」が書かれており,2018年に「道は開ける」 ” 超訳版 ” が発行されました。

この記事では「道は開ける」超訳版とは何か,また,改訂版との違いや内容を要約してご紹介しています。

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「道は開ける」について

「道は開ける」の目的は,基本的な真実を具体的に説明し,読者に行動を促すことです。

カーネギーによると「道は開ける」には,目新しいことは書かれておらず,多くの人があまり実行していないことが書かれています

(私たちは)新しいことを教わる必要はないとされ,素晴らしい人生を送る方法は,誰もがすでに知っていると本書は主張しています。

つまり,(私たちは)方法を知らないのではなく,実行していないことが課題となります。

参考引用:「道は開ける」超訳版より

「道は開ける」超訳版の目次

「道は開ける」超訳版の目次です。

  1. 「逆境を糧に道を切り開く」
    (全16ページ)
  2. 「仕事に打ち込んで心配事を消し去る」
    (全65ページ)
  3. 「すすんで人々に奉仕する」
    (全18ページ)
  4. 「心の持ち方を変える」
    (全54ページ)
  5. 「批判に屈しない」
    (全25ページ)

「道は開ける」超訳版は,ページ数=項目数です。

つまり,「逆境を糧に道を切り開く」は16ページあるので,16項目あります。

したがって,本書は合計178ページ,全178項目となります。

参考までに,「逆境を糧に道を切り開く」の項目です。

「逆境を糧に道を切り開く」項目(全16ページ)

  1. 逆境が幸福と品性を育む
  2. 現状に希望を見出す
  3. たゆまぬ努力が道を切り開く
  4. 弱点が意外なかたちで助けてくれる
  5. 逆境をバネにした人たち
  6. 与えられた条件で精一杯生きる
  7. 辛い経験を活かす
  8. とにかく挑戦する
  9. ピンチをチャンスに変える
  10. 誰もがマイナスをプラスに変える力をもっている
  11. 自分の弱点を活かす
  12. 事故による障害を乗り越えた人
  13. 進学できなくても独学で成功した人
  14. 目の前の課題に取りかかる
  15. 経済状態よりも心の持ち方を改善する
  16. お金がなくても偉業を成し遂げた人たち

「道は開ける」超訳版は1ページに1項目の構成です。

本書の形式では,

右ページに「1.逆境が幸福と品性を育む」
左ページに「2.現状に希望を見出す」

と左ページ進行で書かれており,次のページ以降も1ページ1項目が続きます。

したがって,「逆境を糧に道を切り開く」(全16ページ)の場合は,8ページめくると読み終えることになります

『超訳版とは?』他の改訂版との違い

「道は開ける」超訳版において,他にある文庫版や新装版との違いです。

  •  要約された文章
  •  1ページに1項目と簡潔

超訳とは原文の内容を汲み取られた「意訳」,つまり要約して翻訳された本です。

そのため,「道は開ける」超訳版では,1つの項目が1ページにぴったり収まっているのです。

とても区切りが良いため,読書ペースを作りやすく,かなり読み切りやすいです。

なかでは,10秒程で読み終わるページもあるほどです。

「道は開ける」超訳版について

「道は開ける」超訳版は,「とりあえず要点だけを抑えておきたい」という方にオススメです。

超訳版は読み切りやすく,自分のペースで着実に進める簡潔さがあるので,しっかり要点を抑えることができます。

そのため,「淡々と本を読み進めたい」「読書する時間がない」「なかなか読み進めていない」といった方には,『超訳版』がチカラになります。

>> 超訳「道は開ける」

一方で,デール・カーネギーの本には独特の雰囲気があります。

「道は開ける」が何を伝えようとしているのか,ときには雰囲気から学びを感じることもあります。

その点は,要約された超訳版は効果が薄れてしまうかもしれません。

↓↓自分が超訳版でも充分かどうかは,次の見出し「道は開ける(内容)」を参考にしてみてください。

本をじっくり読みたい方や,もっと雰囲気に浸りたいと思う方は,『超訳版』ではなく『新装版』などがオススメです。

>> 新装版「道は開ける」
 

「道は開ける」(内容)

「道は開ける」超訳版に登場する1つ目の章「逆境を糧に道を切り開く」を要約したものです。

「道は開ける」内容の参考として頂ければと思います。

※項目順に挙げています(全16項目)

参考引用:「道は開ける」(超訳)

1.逆境が幸福と品性を育む

幸せになるためには安楽な暮らしをする必要があるという考え方を,私たちはどこで身に付けたのだろうか。

自分を哀れむ人はソファーに座って安楽に過ごしているときですら,自分を哀れむものだ。

どんな境遇であれ,自分の責任を果たして生きている人には必ず幸福が訪れ,品性が備わるのだ。

2.現状に希望を見出す

出張先の環境に耐えられず,「もう我慢の限界だから帰りたい」と手紙に書いて実家に送ると,父から短い返事が来ました。

「二人の囚人が牢獄の窓から外を眺めた。一人はぬかるんだ地面を見て,もう一人は明るく輝く星を見た。」

私はこの文面を読んで反省し,自分の置かれている状況でよい点を探すことにしました。現地の人たちに友好的に接すると,彼らも友好的に接してくれました。砂漠で見る夕日の美しさには感動しました。最大の収穫は,心の中の牢獄から抜け出し,明るく輝く星を見たことです。

3.たゆまぬ努力が道を切り開く

どんな挫折にも効く薬はひとつしかない。この世で最も効くその薬の名は『努力』だ。

たしかに努力するのは困難かもしれないが,遅かれ早かれ、成功につながる。

しかも,麻薬のような作用をもち,非常に強い習慣性があることから,いったん努力するのが習慣になれば,もうそれをやめることはできなくなる。

4.弱点が意外なかたちで助けてくれる

成功者たちの経歴を見ると,驚くほどの人が,努力によってハンディキャップを克服したことで,偉業を達成している。

この点について,ある心理学者は「弱点が意外なかたちで助けてくれる」と表現している。

ベートーヴェンが名曲をつくったのは,耳が不自由だったからだろう。ドフトエフスキーが不幸にさいなまれなかったら,不朽の名作を書けなかったに違いない。

5.逆境をバネにした人たち

チャールズ・ダーウィンや,エイブラハム・リンカーン,彼らも「弱点が意外なかたちで助けてくれる」という法則を証明した。

もしリンカーンが裕福な家庭に育ち,ハーバード大学を卒業し,幸せな家庭生活を送っていたら,演説で民衆に感銘を与えることはなかった。

就任式で「誰に対しても悪意を抱かず,誰に対しても慈悲の心で接する」という政治家として最も素晴らしい言葉を発することもなかっただろう。

6.与えられた条件で精一杯生きる

あるバイオリン奏者がコンサートを開いたとき,途中でバイオリンの玄の一本が切れるアクシデントが起きた。

しかし,彼は少しもあわてることなく,残りの三本の弦を使って見事に演奏し,満場の聴衆を魅了した。

誰の人生にも足りないものは必ずある。自分が持っているものを積極的に活用し,道を切り開けばいいのだ。人生で勝利を収めるとは,そういうことである。

7.辛い経験を活かす

「レモンを投げられたら,レモネードをつくれ」。シカゴ大学の学長の言葉である。

どんなに辛いことがあっても,知恵を絞ってそれを活かす方法を考えるということだ。

賢い者は「この不運からどんな教訓を学ぶべきか」と自分に問いかけ,現状を打開して成功につなげる方法を考えるのだ。

8.とにかく挑戦する

絶望に立ち,レモンをレモネードに変える見込みすらないと感じるときでも挑戦すべき理由がある。

ひとつ目の理由は,それがうまくいくかもしれないからだ。

ふたつ目の理由は,たとえうまくいかなくても,マイナスをプラスに変えようとするだけで前向きな姿勢になれるからだ。済んだことをくよくよしている暇がなくなる。

>> 「道は開ける」 超訳版
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9.ピンチをチャンスに変える

フロリダ在住のある男性。手に入れた農場は荒地で作物が育たず,あげくにガラガラヘビが繁殖し,ひどく落胆したが,彼は画期的なアイデアを思いついた。

ガラガラヘビの肉を缶詰にして売ることにしたのだ。その後,年間2万人の観光客が訪れるようになり,ヘビの毒は薬品の研究材料に,革は靴やハンドバッグにとなって,世界中の顧客に届けられた。

知恵を絞って,困難を乗り越えた男性に敬意を表して,現地は「ガラガラヘビ村」と改称された。

10.誰もがマイナスをプラスに変える力をもっている

「人間の驚くべき特徴のひとつは,マイナスをプラスに変える力を持っていることだ」

精神医学者アルフレッド・アドラーが研究の結果,断言した言葉である。

11.自分の弱点を活かす

「人生で最も大切なのは,自分の長所を生かすことではない。そんなことは誰でもできる。最も大切なのは,自分の弱点を生かすことだ。そのためには,知性が必要になる。それができるかどうかが,賢者と愚者の違いである。」

12.事故による障害を乗り越えた人

24歳のとき,事故で両足を失った男性。当初は嘆いていたが,悲しみを乗り越え,読書に専念することにした。

14年間で,1400冊の本を読み,24歳で歩けなくなったが、そのおかげで人生がむしろ豊かになったように感じ,彼は笑顔で語った。

「本に親しむようになって深く考える力が身につきました。価値観がすっかり変わり,それまでまったく関心がなかった政治に興味を持ち,政界の人たちと知り合いになって彼らのスピーチライターになることができました。」現在,彼は州務長官として活躍している。

13.進学できなくても独学で成功した人

ある成功者は極貧の境遇で育った。早くに父を亡くし,小学校すら卒業していない。彼は人前で話すことを学んだこともあって政界に入ったが,政治のことはまったくわからなかったので1日に16時間も猛勉強した。

これはアル・スミスという人物のことである。彼は10年間,独学して政治学者並みの知識を身につけ,ニューヨーク州知事を四期努めた。小学校すら卒業していないが,ハーバード大学とコロンビア大学から名誉博士号を授与された。

彼は言った。「もし1日に16時間、10年間に渡ってもう勉強して,マイナスをプラスに変えなかったら,こんな展開にはならなかっただろう」

14.目の前の課題に取りかかる

「われわれの大きな目標は,遠くにぼんやりと見えるものを眺めることではなく,目の前の明確な課題に取りかかることである」

イギリスの批評家,トーマス・カーライルの名言である。

15.経済状態よりも心の持ち方を改善する

どうしても経済状態を改善できないなら,それに対する心の持ち方を改善すればいい。他の人たちも自分の経済状態を心配していることを思い出そう。

私たちは世間の人たちに後れをとることを心配しているが,その人たちも金持ちの人たちに後れをとることを心配している。つまり,どんなに金持ちになろうと,人間は自分より金持ちの人たちに後れをとることを心配するのだ。

「自分が持っているものが不十分だと思うかぎり,たとえ世界を手に入れたとしても心は満たされない」

16.お金がなくても偉業を成し遂げた人たち

お金に困って経済不安を抱えながらでも,歴史に残る偉業を成し遂げた人たちはいる。

たとえば,ワシントンとリンカーンは大統領就任式に出席するために借金をして旅費をまかなった。

参考出典:道は開ける「超訳」逆境を糧に道を切り開くより

おわりに

「人を動かす」に並び「道は開ける」も屈指の話題性があります。

ぜひ実践して,周りの人とシェアしてみてください!

デール・カーネギー「人を動かす」はこちら