繊細さんの幸せリスト「幸せのインプット」試し読み要約まとめ

書籍「繊細さんの幸せリスト」要約本の要約
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心理カウンセラー武田友紀さん著作「繊細さんの幸せリスト」。
前作「繊細さんの本」の続編に当たります。

世の中の5人に1人は繊細な傾向(HSP)にあり、著者は「繊細さん」と柔らかいテイストで例えています。
(HSP = Highly Sensitive Person:高度に敏感な人)

(前記事では繊細さんかチェックできる項目があります)

繊細さんは物事へのアンテナが高度に敏感なため、イヤな情報まで受信してしまうことがあります。
ところが、このことは『深く幸せを味わう才能がある』と言い換えられるのです。

そこで、繊細さんだからこそ幸せになれる具体的な方法として、「繊細さんの幸せリスト」が出版されました。

» 「繊細さん」の幸せリスト
 (4.3)*2020/10

それでは「繊細さんの幸せリスト」の要約内容を見ていきましょう。

(続編はこちら)

【繊細さんが幸せを感じるインプット方法】

繊細さんに良いインプット

繊細さんが幸せを感じやすくなるインプット方法です。(一部紹介)

成果主義から一歩外に出る

自分の時間を幸せに過ごす人のイメージ

繊細さんが幸せを感じるインプット方法①は、「成果主義から一歩外に出ること」です。

たとえば、繊細さんは幸せだと感じている時間、ふと成果主義の考えをするときがあります。

成果主義の考え方
  • 「今の時間は非生産的かもしれない」
  • 「これって無駄な行為だろうか」
  • 「自分だけが楽しんでいいのだろうか」

しかし繊細さんは、こうした成果主義の考え方から一歩外に出ることが大切です。

参照:「繊細さんの幸せリスト」

どうやら現代人は日々の生活を、「行動するか、休むか」のどちらかで考えてしまうようです。

一方で繊細さんは、「生産性や利益を考えない時間」を自分に許可すると、幸せを感じやすくなり、「行動するか休むか」といった考えに捉われなくなります。

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幸せと成果は別である

スマートフォンを手にもちながら幸せそうに入浴している人のイメージ

繊細さんが幸せを感じるインプット方法②は、「自分が感じる幸せは主観的に生まれるもの」を知ることです。

たとえば、仕事で成果が出ているときよりも、実際は「お風呂に浸かっているとき」や「料理を食べているとき」の方が、ヒトは幸せを感じやすいのです。

自分の五感はどこが敏感かを知る

自分の五感はどこが敏感であるかを気づく人のイメージ

繊細さんが幸せを感じるインプット方法③は、「自分の五感はどこが敏感か」を理解することです。

たとえば、何か商品などを選ぶときでは、本来自分のもっとも優れた五感に沿う傾向があります。

(例)ボールペンを選ぶときの傾向

【見た目デザインで選ぶ】
「視覚」が敏感

【手にした肌触りで選ぶ】
「触覚」が敏感

【使ったときの音で選ぶ】
「聴覚」が敏感

【材質などの匂いで選ぶ】
「嗅覚」が敏感

いちばん敏感な五感を知ると、自分はどの五感を回復すれば体調が良くなるかがわかるようになります。

たとえば聴覚が敏感な繊細さんは、「良いヘッドホンをつけて良い音質で聴く」といった感じでしょう。
ここでも生産性や利益を考えず、五感で味わう時間を自分に許可すると幸福感を得やすくなります。

もっとも敏感な五感にはこだわる

もっとも敏感な五感にはこだわると良いと「繊細さんの幸せリスト」は主張します。

たとえば、聴覚が敏感でいつもヘッドホンをつけている場合、より良いヘッドホンに変えてみたほうがより深い幸せを得やすくなるのです。

「とりあえず音が聞けたらいいか」ではなく、「良い音質で聞かねば」と思ったほうが繊細さんの高度なアンテナが発揮されるでしょう。これは多くの職人さんに見られる傾向です。

» 「繊細さん」の本
 (4.3)*2020/10

直感を高める

直感を高める繊細さんのイメージ

繊細さんが幸せを感じるインプット方法④は、「直感(インスピレーション)」があることを前提に立つことです。

「直感」の使用例

「印象の良いお店だ。入店してもよかった」「なんだかパッとしないお店だ。入店してもパッとしなかった」「この場所はなんだか落ち着ける」

直感は使っていくほど高まります。
そして、直感力が高まったときに言語化をすると、自分を知ることにつながります。

自分のことを知る言語化とは、「どういう人が好きですか?」という質問に対して回答することです。

(例)直感が高まったときに言語化をする

(質問)「どういう人が好きですか?」
(回答)「話し上手で明るい人です」

もしこのように回答した場合、その人自身が「話し上手で明るい人」になっています。

つまり、直感が高まったときに「どういう人が好きか」に回答すると、自分がどういう人かが分かるのです。

こうして、自分がどういう人かを知ると、自分に合わない環境なども分かるようになります。

» 「繊細さん」の幸せリスト
 (4.3)*2020/10

さて次は、繊細さんが幸せを感じるアウトプット方法です。

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【繊細さんが幸せを感じるアウトプット方法】

「繊細さんの幸せリスト」における「アウトプット」をマーカーで描いたイメージ

繊細さんが幸せを感じやすくなるアウトプット方法です。(一部紹介)

アウトプットは上手でなくてもよい

アウトプットする繊細さんのイメージ

ヒトは、多くの情報が入るとアウトプット(表現)をしたくなります。

繊細さんが幸せを感じるアウトプット方法①は、「アウトプットは上手でなくてもよい」ことです。

その理由は、どの分野でも自分より上手い人が必ず存在するからです。

「自分がやりたいからやる」という考え方が重要

「アウトプット(表現)しよう。絵を描きたいから絵を描くぞ。でも自分より絵が上手い人は大勢いる…

× 「だから自分は絵を描かなくてもいいや」
◎「でも自分は絵を描きたいから描くのだ」

どの分野でも自分より上手い人がいるのだから、「自分がやりたいことをやる」ということですね。

ちなみにアウトプットは、記憶の定着にも関係し、自分が育つ時期に増える傾向があります。

アウトプット方法は2種類「呼応」「深堀り」

2種類のアウトプットがあるイメージ

繊細さんが幸せを感じるアウトプット方法②は、「アウトプット方法2種類」を知ることです。

「繊細さんの幸せリスト」によると、アウトプットの方法は「呼応こおう」と「深堀ふかぼり」の2種類あります。

2種類のアウトプット(表現)
  1. 呼応・・・相手のニーズに対する表現
  2. 深掘り・・・興味あるものを探究した表現

どうやら多くの人は、「呼応」(相手のニーズに応える表現)を選ぶ傾向があるようです。
しかし相手のニーズに応えるだけでは、誰かにとって都合が良い人になりがちで、自分の幸せにつながりにくくなります。

たとえば、ビジネスでは相手のニーズに合った商品を売り出すことが主流です。
ところが、繊細さんは「呼応」(相手のニーズを満たすこと)だけを受け止め続けると苦しくなる傾向にあります。

そこで、呼応に対して真逆の表現が「深掘り」です。(自分が興味あるものを探求した表現)

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※ 深掘りは人間の普遍性にたどり着く

深掘りして人間の普遍性にたどり着くイメージ

「深掘り」(自分が興味あるものを探求した表現)には次の疑問が浮かびます。

深堀りで感じる疑問

「自分の好きなことだけを探究しても、誰からも興味をもたれないのでは?」

ところが、「繊細さんの幸せリスト」によると、『探究することは人間の普遍性にたどり着く』と主張しています。
つまり、深掘りを継続するとどこかの誰かのニーズに応えるのです。

「人間の表現は人間に共感する。同じ人間なのだから」といったように、人間が悩むことや感じることは、すべて人間同士で繋がっています。

よって、自分が好きなものを探究していくと、どこかの誰かのニーズに自然とマッチすることがあるのです。また、同じ思いをもつ人が現れたり、どこかの誰かを感動させることがあります。

ポイント

何でも良いので興味あるものを探究すると、どこかの誰かのニーズを満たします。(深堀り)

手始めのアウトプットは、相手のニーズに合わせた表現も良いですが、自分が興味あるものを探求した表現も良いでしょう。

» 「繊細さん」の幸せリスト
 (4.3)*2020/10
好きなことを探究するときのポイント
  1. 探求はとことんすること
  2. 本音で表現すること

「共感」はほどほどが良い

ほどほどに共感する人のイメージ

繊細さんが幸せを感じるアウトプット方法③は、「共感はほどほどにすること」です。

共感力が強い繊細さんは、「周りの人と良い関係を築きたい」という気持ちが人一倍強い傾向にあります。

そのため、周囲の空気を読むことが上手いですが合わせすぎてしまうことも。共感力が極めて高いため、相手に飲み込まれてしまう傾向があるのです。

繊細さんは相手と対面するとき、ほどほどの意識で共感をもつように心がけるとラクになれます。

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わかり合うことを手放す

繊細さんが幸せを感じるアウトプット方法④は、「わかり合うことを手放すこと」です。

繊細さんはヒアリング力が高いためか、自己表現する間もなく、相手の話だけを聞いて終わる傾向があります。そこで、繊細さんは会話において、わかり合うことを手放すように意識すると良いです。

話し合いの場では、必ずも話の白黒をつける必要はありません。なぜなら、繊細さんは機嫌の悪い人が周囲にいるだけで自分を埋没してしまい、ストレスを抱えがちだからです。

「自分を埋没するくらいなら、本音を出したり、好きなことをとことん探究していく」

このようにすると、人生の同期と出会えるようになります。

【人生の同期に出会う】

人生の同期に出会うイメージ

「繊細さんの幸せリスト」によると、人生は3段階あります。

1.痛みの治癒

今までの人生で満たされなかったものや、傷ついたものなどを埋めようとする時期です。やがて全て埋まる時期が来ます。

2.ゼロ地点

痛みの治癒が終えて、ゼロ地点に到達します。
過去のコンプレックスがなくなった状態

3.愛や喜びを探究

「人のためになることをやってみたい」と思う時期です。

自分とコンプレックスを切り離して、自分のできることを見つめ直し、「自分がどのように社会に貢献していくか」といった視点から、愛や喜びを探求していきます。

同じ段階の人同士は話が合う

人生の3段階において、自分と相手が異なる段階のとき、感覚に違いが生じます。

例えば、3段階目の人と1段階目の人の場合です。

人生の3段階から見た感覚の違い

1段階目の人(痛みの治癒)
→「自分の中のモヤモヤ感を解消したい!」

3段階目の人(愛や喜びを探究)
→「私は地域の人たちの力になります」

違う段階の人とでは、気持ちの温度や考え方の方向性が異なるため、同じ段階にいる人との会話が一番マッチしやすくなります。

【要約まとめ】「繊細さんの幸せリスト」

「繊細さんの幸せリスト」は、繊細さんが何によって幸せを感じるかについて述べられていました。

本音の表現は、同じ悩みや希望を持った人生の同期との出会いに繋がっていたのですね。

それでは最後に、今回紹介した「繊細さんの幸せリスト」の要約まとめです。

  1. 成果主義から一歩外に出る
  2. 幸せと成果は別である
  3. 五感のどこが敏感かを知る
  4. 直感を高める
  1. アウトプットは上手でなくてもよい
  2. アウトプット方法は2種類「呼応」「深堀り」
  3. 「共感」はほどほどが良い
  4. わかり合うことを手放す

今回は「繊細さんの幸せリスト」を試し読み紹介しました

【続き】「繊細さんの知恵袋」

(前記事はこちら)

(別冊)

» 繊細さんが「自分のまま」で生きる本
 (4.3)*2020/10