【繊細さんの知恵袋】試し読み要約|よくある悩みと解決法のまとめ本

心理カウンセラー武田友紀さん著「繊細さんの知恵袋」。
「繊細さんの本」シリーズの続編です。

武田友紀さん著作「繊細さんの知恵袋」の要約イメージ
繊細さんの本とは?

「繊細さんの知恵袋」の内容は、『繊細さんが苦しいと感じるシチュエーションや解決法』がまとめられたものです。

よって、繊細な人にとって、実践的な対処法が身につく内容に仕上げられています。

「繊細さんの本」の読者から寄せられた「よくある悩み」に対しての解決法ですね。

5人に1人いるHSPの特徴に、多くの人が共感しましたね。
(HSP = Highly Sensitive Person:高度に敏感な人)

» 「繊細さん」の知恵袋
 (5)*2020/10
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【多くの繊細さんが抱える悩み】

多くの繊細さんに共通する悩み

多くの繊細さんが共通して感じる悩みです。

それぞれ見ていきましょう。

【断りにくいと感じる繊細さんの悩み】

断りにくいと感じる繊細さんの悩み

繊細さんは頼みゴトや誘いを断りにくく、ついつい引き受けてしまいがちです。

解決法は、「頼みごとを断るときに返す言葉を決めておく」ことです。

断るときに返す言葉を決めておく
  1. 頼みごとを断るケース
  2. 誘いを断るケース

頼みゴトを断るケース

頼みごとを断るときに覚えておくべき言葉は、
「今は忙しいのですが」です。

繊細さんにとって、自分の都合を口にすることは悪くないという考えをもつことが大切です。

相手の都合に対して、こちらの都合も相手に伝えましょう。
「今は忙しいのですが、この日なら都合がつきます。いかがでしょうか?」といった場合、お互いが納得するところで話が落ち着きやすくなります。

もし、絶対に断りたい場合は、期間が空くように答えるといいです。
(例)「来月までスケジュールがいっぱいです」(相手の要望やモチベーションが数ヶ月も保たれることはないため、効果的な伝え方です)

つまり、フィクションでOK。

また、こちらの都合に対して「それは知らない」といった一方的な発言はパワハラに近いです。(2020年6月に「パワハラ防止法」が施行されています)

誘いを断るケース

繊細さんの知恵袋、誘いを断るときに覚えておくべき言葉は、「その日はちょっと行けません」です。「極めて明るく伝えること」が円滑のポイント)

繊細さんにとって「理由を明確に言わなくていい」という考え方が大切です。また、絶対に断る決意をもつことや、「また誘ってください」を言わないようにすると相手の反応が変わる傾向にあります。

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【頼りにくいと感じる繊細さんの悩み】

頼りにくいときの繊細さんの知恵袋

そもそも頼ることはアクティブな行動であるため、相手のことに敏感な繊細さんは、頼りにくいと感じる傾向にあります。

そこで、頼りにくいときの対処法を「繊細さんの知恵袋」から2つ紹介します。

頼りにくいときの繊細さんの知恵袋
  1. 自分ばかり引き受けてしまうときの対処法
  2. 弱みを見せづらいときの対処法

自分ばかり引き受けてしまうケース

自分がやるべきかどうか、物事に対して敏感に察知する繊細さんは、頼まれていないことを引き受けてしまう傾向があります。

もし、イライラし始めたら物事を引き受けすぎているサインです。

そこで、家事や外出の計画などを「自分ばかりやっている」と感じた場合、それを解決するステップがあります。

自分ばかり引き受けてしまうケースの改善方法

ステップ1「まず放置する」
ステップ2「分担する意識を持つ」

ステップ1「まず放置する」

放置すると周りのヒトが行動し始めるので、その様子を観察します。

「誰が何をするか」を覚えておくと自分への負担を軽くできます。

(例)「いつも自分が取り替えている休憩室のゴミ箱だけど、放置していたらAさんが取り替えてくれた。Aさんは取り替えてくれる人なんだ!」

そして、「放置」の次は「分担」を意識していきます。

例えば、他の人へ指示がしづらいとき、「指示をする」という意識ではなく、ここは「役割分担する」といった意識に変えると良いです。

「指示をする」だとやや上下関係を感じることもありますが、「役割分担をする」とお互いフラットな関係でいられます。

弱みを見せづらいケース

弱みを見せづらい繊細さんのケース

繊細さんが弱みを見せづらい理由は、助けてくれる人がいない環境で育ったことが原因に挙げられます。

ここで著者は、「助けてくれる人は現れる」という感覚を味わってほしいことを主張しています。

今まで育った環境では、助けてくれる状況はなかったのかもしれません。ところが、世の中で見てみると助けてくれる状況は少なからずあるものです。

そして、助けてくれる人が現れたとき、自分の内側から変化が現れるため、そのときに感じたことを大切にします。

ポイント

助けを求めるときの言葉は、軽めに明るく伝えることがポイントです。(相手が受け入れやすく感じる)

» 「繊細さん」の知恵袋
 (5)*2020/10

【傷つきやすい繊細さんの悩み】

キズつきやすい繊細さんの知恵袋

繊細さんは人の愚痴や不満を聞きすぎてしまう

繊細さんは相手に深く共感してしまうため、人の愚痴や不満を聞きすぎてしまう傾向にあります。

相手の意見を否定せず聞き上手に徹してしまうため、相手は気分が良くなり、繊細さんは一方的にどんどん話しかけられてしまいます。

解決法としては、相手の話を聞く時間を決めておくことです。しかし、繊細さんは情が移ることも多いため、ついつい話を聞いてしまうことも。

そこで、自分が疲労しないためにも時間を区切るコツとして「アラームを設定」すると良いです。
(例)「このあと用事があって時間がないけど10分だけなら話を聞くよ?」(このときアラームを10分後に設定しておく)

また、相手との話を確実に終わらせたいとき、共感することをやめてアドバイスをすると話を終わらせやすくなります。

共感をやめてアドバイスをすると相手が受け取る印象が変わります。

「共感してくれて嬉しい」→「指摘してくるからイヤだ…」

基本的にヒトは指摘を嫌いますね

繊細さんは少しの指摘で落ち込んでしまいがち

繊細さんは、相手の言葉やコメントなどにちょっとでも指摘があると落ち込みやすい傾向にあります。

解決法としてはまず、落ち込んだ自分の感情を肯定することです。(傷ついた自分を否定しないこと)

そして、相手の意見を真に受けないようにするポイントがあります。

相手の意見を真に受けないポイント
  • 相手が本当のことを言っているとは限らない
  • 相手の言葉は、相手自身に言い聞かせているだけの場合がある
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怒られている人がいると苦しい
(そんなときの悩み解決)

怒られている人がいると苦しい(そんなときの悩み解決)

ヒトには共感性があるため、映画や小説作品などに感情を揺さぶられます。

なかでも共感性の高い繊細さんは、自分の周りに怒られている人がいると苦しく感じやすいです。

そこで「繊細さんの知恵袋」による解決法があります。

周りで怒られている人がいると苦しい(解決法)

「きっとあの人なら大丈夫」と思って、その場から離れて、共感をしないこと。

(理由)

  • 怒られている人がどう感じているかは当人次第
  • 怒られている人のポテンシャルや強さを信じる
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【繊細さんによくあるQ&A】

繊細さんによくあるQ&A

繊細さんによくある出来事のなかで、多かったもの2つを「繊細さんの知恵袋」から挙げます。

  • Q1.自信を持つには?
  • Q2.苦手な人と接するには?

Q1.自信を持つには?

自己肯定感と自己効力感を分ける

気をつけておきたいポイントが、自己肯定感と自己効力感じここうりょくかんがまったく関係ないということです。
(自己効力感とは、自分には何ができて何のスキルがあるか、また自分の可能性を認知していること)

もし誤って、自己肯定感と自己効力感が同じ意味だと履き違えてしまうと、歪んだ考えをもってしまいます。

「私はダメな人間だから、何かができるようになったら自分を認めてあげよう」
そして、何かを達成する自分の姿を見つけようとします。

しかし考えてみると本来、目標を達成できなかった人を見ても、その人のことをキライにならないはずです。

また家族、友人、頑張っている人などを見ると、「存在してくれるだけで感謝だな」と思えるはずです。

自分をその観点から愛せるように、まずは「自己肯定感≠自己効力感」の理解が大切です。

Q2.苦手な人と接するには?

繊細さんが苦手な人と出会ったとき、次の様子が挙げられます。

「あの人は苦手だけど、嫌いになったら可哀想。よしイイところを見つけよう。でも相手と話し始めてもやっぱり相性が合わなくて苦手だ。もう傷つくのはたくさんだ」と、繊細さんは思うかもしれません。

解決法としては、苦手な人と接するとき「苦手な人はキライになってもいい」と考えをまず持ちましょう。なぜなら、人はそれぞれ個性があるため、キライになるのは普通のことだからです。

そして、基本的には距離を置き、いい事されたらお礼するくらいが理想です。

参照:「繊細さんの知恵袋」

苦手な人と接するときの解決法
  • 苦手な人は嫌いになってもいい
  • 基本的には距離を置く
  • いい事されたらお礼をするくらいに留まる
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【要約まとめ】「繊細さんの知恵袋」

最後に、「繊細さんの知恵袋」の要約箇所のまとめです。

(タイトルタップで項目へ)

頼みごとを断るとき
「今は忙しいのですが、〜」

誘いを断るとき
「その日はちょっと行けないです」

ステップ1「まず放置する」
ステップ2「分担する意識を持つ」

「助けてくれる人は現れる」という感覚を味わうこと。

助けを求めるときの言葉の例「追い込まれています。(自分にはできません。)助けてください」
軽めに明るく伝えることがポイントです。(相手が受け入れやすく感じます)

相手の話を聞く時間を決めておく(アラームなどで設定するのもアリ)

または、共感をせずアドバイスをして話を終わらせる。
そして、相手の意見を真に受けないようにするポイントがあります。

解決法:「相手の意見を真に受けないこと」

(理由)

  • 相手が本当のことを言っているとは限らない
  • 相手の言葉は、相手自身に言い聞かせているだけの場合がある

「きっとあの人なら大丈夫」と思って、その場から離れて、共感をしないこと。

(理由)

  • 怒られている人がどう感じているかは当人次第
  • 怒られている人のポテンシャルや強さを信じる
繊細さんあるあるQ&A

Q「繊細さんが自信を持つには?」
自己肯定感と自己効力感を分けて考える

Q「苦手な人と接するには?」
(解決のポイント)

  • 苦手な人は嫌いになってもいい
  • 基本的には距離を置く
  • いい事されたらお礼をするくらいに留まる

繊細さんの本が出版されてから数年が経ち、世の繊細さんたちが繊細さんであることを認識するようになりました。

多く寄せられた「繊細さんあるある」の一部を紹介しました。気になる全貌は「繊細さんの知恵袋」にあります。

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