【嫌われる勇気】貢献する感覚が幸せをもたらす『アドラー心理学』要約まとめ

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書籍「嫌われる勇気」の要約まとめ

発行部数が全国200万部、世界440万部を誇る書籍「嫌われる勇気」(著者:岸見一郎、古賀史健)

この本が人気の理由は、多くの人に共通している疑問を解消していることです。

多くの人に共通する疑問
  • 「人は変われるだろうか?」
  • 「世界は複雑じゃないの?」
  • 「誰もが幸福ってありえるの?」

これらの疑問に対して解答しているため、多くの人が共感している書籍と言われています。

また「嫌われる勇気」は、「対話形式」で構成されているため内容が読みやすいことも定評です。
オーディオブック売り上げランキング2020(ビジネス本)では、なんと1位を獲得しています。
» 「嫌われる勇気」オーディオ

「嫌われる勇気」がオーディオブックで1位なのは、対話形式の内容と相性が良いからだそうです!

さて、この記事では「嫌われる勇気」のポイント、「幸福に生きるための考え方」を要約しています。

「幸福に生きるための考え方」はたったの3つです。

それでは順番に見ていきたいと思います!

» 嫌われる勇気

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【嫌われる勇気】「人は変われる」

「嫌われる勇気」における要約ポイント「人は変われるについて」のイメージ

「嫌われる勇気」が、「人は変われる」ことを主張している理由をピックアップしました。

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「人は変われる」理由
  1. 人は「トラウマ、怒り、劣等感」を道具として利用しているから
  2. 怒りはコントロールできるものだから

参照:「嫌われる勇気」

人が「トラウマ、怒り、劣等感」を道具として利用する理由は、自分を演出するため言い訳を正当化するためなどが挙げられます。

つまり、「自分が都合よく利用しているものは自身で変えられる」ということです!

人はトラウマや怒り、劣等感を道具として利用している

トラウマを道具として利用してしまった人のイメージ

ここでは「人は変われる」の理由1つ目、トラウマや怒りなどを道具として利用している」について具体的に見ていきたいと思います。

たとえば、赤面症の人との会話があります。

「すぐ緊張して顔が赤くなって、あの人に思いを伝えられない・・・」

アドラー
アドラー

「それは赤面症を理由にして、思いを伝えられない状態を自分で作っているだけなのだよ」

心理学者アドラーの発言に注目でしたね!

「人はコンプレックスを言い訳にして、行動しない理由を作る傾向がある」と判明しました!

怒りはコントロールできる

アドラーは続けて、怒りはコントロールできることも主張しています。

それでは、怒りをコントロールできている例を見ていきたいと思います!

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怒りはコントロールできることを表す例

参照:「嫌われる勇気」

その1「飲食店の例」

飲食店でクレームが起こるイメージ

飲食店で利用者のシャツに水がかかってしまったとき、怒りのコントロールが可能であることを表す例です。

利用者
利用者

シャツに水がかかったじゃないか。どうしてくれるのだ。

アドラー<br>(心理学者)
アドラー
(心理学者)

今あなたは怒っていますが、怒りはコントロールできないものでしょうか?

客

怒りはコントロールできないでしょう。
こうして私は口にして怒っているのだ。

アドラー
アドラー

では、あなたがナイフを持っていたらその店員を刺していましたか?

客

いや・・・。ナイフで刺すまでは行わないかな。

アドラー
アドラー

怒りをコントロール出来ているではありませんか。

怒りをコントロールしている例は、もうひとつあります!

その2「電話の例」

怒りをコントロールした電話の例

大喧嘩おおげんかの途中で相手と別れたのち、家の電話が鳴りました。

てっきり先ほどの喧嘩相手だと思い、声を荒げて怒りの態度で電話に出ますが、電話先の相手は別の人物でした。

このとき、とっさに声のトーンを落ち着かせて、電話の対応をしたとのことです——。

電話相手が別の人だと気付いたとき、怒りを落ち着かせていることがわかりますね!

「人は変われる」ポイントまとめ

「飲食店の例」や「電話の例」によって、怒りはコントロールできることを「嫌われる勇気」は主張しています。

「人は変われる」ポイント

自分が都合よく利用しているもの(怒り、トラウマ、コンプレックス)は自分で変えられるので、人は変わることができる。

「怒り」は短時間で改善できる方法があります。
次の記事も参考にしてみてくださいね!

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【嫌われる勇気】「世界はシンプル」

アドラー心理学による書籍「嫌われる勇気」における要約ポイント「世界はシンプルについて」のイメージ

「嫌われる勇気」が主張する「世界はシンプル」の理由として、次の3つが挙げられます。

全ての悩みは対人関係

世界はシンプルな理由「全ての悩みは対人関係」

人間の悩みは全て対人関係にあると「嫌われる勇気」は主張しています。

何をするにしても人と接する機会、ありますよね。

対人関係における悩みのポイントは「自分の事と人の事を分けること」です。

自分の行動結果が、「自分のためになるか」「人のためになるか」を区別することがポイントです!

褒められようとしてはいけない

心理学者アドラーの書籍「嫌われる勇気」における要約ポイント「褒められようとすることはよくない」のイメージ

「嫌われる勇気」では、自己肯定感や自由を感じるためにやってはならない注意事項があります。

禁止事項(1)度がすぎる競争

「嫌われる勇気」は、度がすぎる競争が良くないことを主張しています。

「競って勝たないと、自分にはまるで価値がない」。そのようなことは思わなくて良い。

参照:「嫌われる勇気」

競争をしすぎると、相手が仲間でなくなってしまうケースが考えられるのです。

禁止事項(2)褒められようとすること

「出来たら褒める」「出来なかったら褒めない」といった賞罰教育は、褒められないと何もしない精神を生んでしまいます。

「近所の掃除をしていた。しかし誰からも褒められないのでやめた」といったように、褒めてくれるから何かをするという考え方は、自分の行動を他人に決めさせていることになるのです。

つまり、自分が自由な状態でなくなるので、褒められようとしなくて良いのです。

禁止事項(3)褒めること

褒めることは、能力の上の人が能力の下の人に評価する行為とされます。
そもそもそうした行為は必要ではないと「嫌われる勇気」は主張しています。

褒められた側は「自分はそのヒト(褒めた人)より下なんだ」と潜在的に思ってしまうのです。

感謝する横の関係を築く

人と人がお互いに感謝をして分かち合うイメージ

人間関係において、相手を褒めることは縦の関係(上下関係)を生んでしまいます。
そこでアドラーは、縦の関係ではなく横の関係を築くことを推奨しています。

縦の関係が「褒めること」に対して、横の関係は「感謝すること」です。

  • 褒める →縦の関係
  • 感謝する→横の関係

「褒める」から「感謝する」へ変えることによって、誰かの評価で自分の行動が規制されない自由な状態になります。

つまり、「褒めてくれるから行動する」や「行動してくれたから褒める」といった縦の関係から解放されるのです。

» 嫌われる勇気

世界はシンプルな理由「たいていが自分の課題ではない」

自分の課題もしくは相手の課題であるかを判別することは重要です。
なぜなら、相手の課題は自分ではどうすることも出来ないからです。

「自分の行動で相手が嫌うかは、自分が決められることではない」

参照:「嫌われる勇気」

「嫌われる勇気」では、「嫌われるのはイヤだ」と思う人にアドバイスしている箇所があります。

たとえば大食いをしている場合、「ものすごく食べるね・・・」と見る人もいれば、「ご飯にがっついて可愛い」と見る人もいます。
これは自分がどう見られようと相手側の問題なので、自分の課題ではありません。

自分と相手どちらの課題であるかを判別できると、自分の課題だけに集中すれば良いことに気づけます!

なぜ「世界はシンプル」か

「全ての悩みは対人関係」▶︎(だから)▶︎「自分の課題だけに集中する」▶︎(すると)▶︎「世界はシンプル」

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【嫌われる勇気】「誰もが幸福になれる」

アドラー心理学による書籍「嫌われる勇気」における要約ポイント「誰もが幸福になれるについて」のイメージ

「嫌われる勇気」は幸福について、心理学者アルフレッド・アドラーが提唱した「共同体感覚」を挙げています。

「共同体感覚」とは、「他の人に貢献できている感覚」のことです。

「誰もが幸福になれる」と言える理由は、他の人に貢献できている感覚を誰もが持てることにあるのです。

他の人に貢献している感覚が幸せをもたらす

「嫌われる勇気」での共同体感覚のイメージ

心理学者アルフレッド・アドラーによると、幸せは共同体感覚によって得られると主張しています。

例えばお金持ちであっても、幸せであるかどうかは「他者に貢献できている感覚が有るか無いか」によるのです。

他者に貢献するには、自己受容他者信頼がポイントです!

「自己受容」

自己受容とは、ありのままの自分を受け入れることです。

ありのままの自分を受け入れるためのポイントは、自分自身の良いところ良くないと思うところをそのまま受け入れていくことにあります。

自分が出来ないと思う所から受け入れていくと良さそうです。

ありのままの自分を受け入れると、「自分は〜が出来ないからどう対応をしようか」という考えができるようになります。

なお、自己受容は自分の「行為」よりも自分の「存在」を自己受容するほうが望ましいとされます。

自己受容の種類

○存在の自己受容
→自分が家庭にいることで家族は幸せだと思ってくれるだろう。

×行為の自己受容
家族を養うために自分はお金だけ稼げばいいのだろう…。

う〜ん・・・存在の自己受容・・・存在の自己受容・・・存在の自己受容・・・。

「他者信頼」

他者貢献をするには、無条件な信頼によって他者を「仲間」と思うことが重要になります。

信頼と信用の違い

信頼しんらい:無条件で信じること

信用しんよう:条件付きで信じること

たとえば道端で困っている人を手助けすることは、無条件な「信頼」によって成り立っています。

相手はこちらが「信頼しているか」「信頼していないか」をみている。それなら、まず信頼することだ。

相手が裏切るか裏切らないか、それは相手側の問題で自分の問題ではない。

参照:「嫌われる勇気」心理学者アルフレッド・アドラー

他者信頼ができると、「他者貢献」ができるようになります!

「他者貢献」

心理学者アルフレッド・アドラーによると、他者に貢献することは自分自身に幸せをもたらします。

「他者に貢献している感覚さえあれば、そのとき、人生の幸福にたどり着いている」

アルフレッド・アドラー

これが「アドラーの心理学を学んだとき誰もが幸せになれる」と言われる由縁です。

【嫌われる勇気】要約まとめ

多くのアドラー本では、「アドラー心理学を学んだとき誰もが幸せになれる」と紹介されています。

いつでもどこでも幸せを得られる共同体感覚のことを指していると考えられますね。

アルフレッド・アドラーの心理学は、「心理学が初めて」という人によくオススメされる領域ですので、「嫌われる勇気」から読み始めるのも良いかと個人的に思います。

以上、アドラー心理学が活用された書籍「嫌われる勇気」でした!

それでは最後に、「嫌われる勇気」の要約箇所をまとめます。

幸福に生きるための考え方 
  1. 人は変われること
  2. 世界はシンプルなこと
  3. 誰もが幸福になれること
  1. 「人はトラウマ、怒り、劣等感を道具として利用している」
  2. 「怒りはコントロールできる」
  1. 全ての悩みは対人関係
  2. (褒められようとしてはいけない)
  3. たいていが自分の課題ではない

共同体感覚が幸福であるため、貢献する感覚によって誰もが幸福になれる。

  1. 自己受容
  2. 他者信頼
  3. 他者貢献